昨日、コンバージョンチップの先端が折れてしまいました・・・
ボードと一緒に新調してしまおうかな?
今回はこんな人におすすめです
ブルに投げても左右にズレてしまうことがある。
クリケットでは、シングルでさえ隣のナンバーに入ってしまってキープができない。
左右に散らかしまくり。
※なんとなくでも、投げ方自体がまだ決まっていないという人はこちら→ビギナー向け記事まとめ
上記のような経験はないでしょうか?現在進行形の人も多いかと思います。
今回は、ダーツがぶれてしまう原因を考えてそれを克服してしまいましょう。
(ブレは、縦方向のブレと横方向のブレに大別できますが今日は横ブレについてみていきます)
「ブレ」と一言で言っても考えられる原因はいくつか考えられます。
思いつく項目を挙げていきますが、あなたに当てはまるものかわかりません。
ポイントは、(感覚的に)まっすぐ投げる事を優先事項とし、縦ブレ(距離のズレ・上下方向のズレ)は後回しにすること。両方を求めないこと。
しっかりとまっすぐ投げる技術は大事です。
横ブレ(横ズレ)の原因とポイント
もし、あなたがピンとくるものがなかった場合は近くのうまい人に聞いてみましょう。
1,腕を(感覚的な)真っ直ぐでふれていない
腕を真っ直ぐに振らなければダーツも真っ直ぐ前に飛んでいきません。
ボードに対して真っ直ぐ腕を振りましょう。
ただ、ここで言う「まっすぐ」は感覚的なものを含んでいます。
「ボードに対してまっすぐ=直角に腕を振る」と考えてしまいそうですが、無理をしてまで物理的な本当のまっすぐを目指す必要はありません。
ざっくりと、雑にお伝えするならば「自分が思うまっすぐの通りに投げることができていればOKです」
これは確認の仕方の一例ですが、
ブルを狙ってスローラインに立ちます。
テイクバックまで一連の動作をします。
ゆっくりな動きに切り替えて動作を続けます。
リリースのタイミングあたりで矢の角度と向きをもとに軌道をイメージしながら着弾地点までダーツを手で運んでみます。
矢の向きと角度を手で保ったまま後ろから覗き込んでみてもいいです。
何度か繰り返し確認してみましょう。
高さはブルの高さで着弾するとして、横方向にはどのくらいずれていましたか?
もし結構ズレがある場合は、そのズレを修正しながら狙ったところに投げようとしているということになるのでばらついていてもしょうがないかもしれないですね。
[グルーピング]ダーツがばらつく人が見落としがちなとても大事なこと。
2,腕の振りの軌道(フォロースルー含む)がバラバラ
腕の振りが毎回ずれてしまうと、その分だけダーツの軌道もずれることになります。
鏡をみながら素振りをして、腕の振り(フォーム)を体で覚えましょう。
テイクバック時の肘は(基本的に)動かないようにして、引ききった後~スローする際の肘は無理に固定しようとするのではなく
腕を自然に振りきりましょう。
肘は固定しなければならないというわけではありませんが、かといって「気にしなくていい」というわけでもありません(どっちなのよ(笑))
(肘については...
長くなるのでまた別のところで触れたいと思います。)
3,手(指)でコントロールしてしまっている
リリースのタイミングなどで、「自分が狙っている方向へ飛ぶように」矢の向きを
無意識にいじっていることがあります。斜めの腕の振りが定着してしまっている人にたまにみられます。
(上記1番の状態がずっと続いているとなったりします)
4,肘が横に動いている
「テイクバックした時に肘が開く」など、肘がずれていた場合、そこを修正すると逆方向にずれるようになる可能性があります。ということは、腕の振り方向や指先でダーツの飛んでいく方向を調整するようになってしまっていた証拠です。
なので、肘をあわせたら(スタンスからフォーム全体を再確認した方がいいと思います)その状態で投げ込んで指先も修正しましょう。
5,体が動いている
しっかり投げようとするあまり力みすぎて体全体や、腕がぶれてしまう人がいますが、
ダーツはリラックスして投げることが大切です。力まなければ飛ばないのでしたらまずは、
ボードに投げる感覚を掴みましょう。ただポーンと「ボールを山形に飛ばすように放り投げてやる」だけの練習です。
山形にブルに着地するように投げてだんだん山なりの弧を小さくしていきましょう。
6,目線が定まっていない
(同じ目標に投げる場合)顔を動かさない事です。目で狙いをつけて投げているのに、1投毎にその狙いがずれてしまっては
同じ投げ方を再現することが非常に難しくなってしまいます。
また、テイクバックの際は、矢が当たりそうになるからといって顔を背けないようにしましょう。
少しだけ顔の外側に沿わせる。顔の下に入れるなどの工夫をしてみましょう。
7,ダーツを拾う時に体がぶれてしまっている
6,に似ています。1投毎に体がずれてしまっては
同じ投げ方を再現することが非常に難しくなってしまいます。
利き手と逆の手と顔はあまり動かさず(顔は特に)に、利き手(投げる手)でダーツを拾い上げる動作がスムーズにできるように練習しましょう。
数をこなして、動きになれる必要があります。
8,リリースが悪い
余計な力が加わってしまってダーツが横にずれてしまうなら、
「手首を返す」イメージや「ダーツを保持する」イメージを強く持ちすぎてしまっているかもしれません。
試しに「ダーツは指に乗せるだけ、軽くつまむだけ」の意識で、指をリラックスさせてみましょう。
「構えた時に、ダーツを後ろから引いたらすっと抜けたり、軽く指に引っかかる(強いカットの場合)」程度のリラックス加減が目安です。
リリースの良し悪しは、(リリースポイントを除いた場合)グリップの形や指の力の入り具合が関係してきます。
ちなみにリリースのタイミングには「ここらへんで放す」というイメージも大事です。あくまでイメージで、意識して離そうとしたら失敗します。
9,テイクバックのせいでぶれてる
テイクバックは(基本的に)肩に向かって倒します。
ちなみに、引いた状態から、前に送り出してやるだけでもダーツは届きます。
テイクバックが早すぎたり、引き代が全然足りないのに引こうとしたり、力が入っているとブレの原因になります。
また、しっかり投げようとして(矢に助走をつけようとして)無理にたくさん引くと引っ張られて肘が上がってしまいます。
腕を引くために無理に力を使わないようにしましょう。
[ダーツの投げ方]早いテイクバックは損をする。ダーツがぶれる原因。
10,腕の振りが早すぎる
矢を飛ばそうとするあまり、腕をすばやく動かしてしまい、ブレてしまう人がいます。
リリースポイントと、矢角が適正であれば、すばやさは必要ありません。
飛ばすために、すばやさは必要ありません。
11,手首のスナップや腕の振りだけで投げようとしている
リラックスした腕の振りと適切なリリースポイントで矢は届きます。
リラックスして投げれるということは「(必要以上に)力をこめなくても投げれる」、「体の力でうまく投げれている」と言い換えることができます。
12,力むあまり握りこんでいる
グリップに力を入れないよう気をつけましょう。
指離れの悪いグリップはしないことです。
ダーツは真っ直ぐ抜けていくのではなく、斜め上方に抜けていきます。
抜けていく方向を考えれば、干渉しやすいグリップの形と指がみえてくるかもしれません。
13,スタンスが毎回変わる
フォームの安定につながる部分ですが、
ボードに対する両肩のラインは一定でしょうか?
腕を一定に振れていても、毎回スタンスがずれると腕や矢もずれます。
自分の体がボードに対して(スローラインに対して)どのくらいの角度なのかをチェックしてみましょう。
「何度が正解」というのはありません。ボードに対するスタンスの角度が毎回変わってしまうようなことが無いようにするのが目的です。
また、
フォロースルーまでしっかり行う事で、スローの変化を知る基準となります。
まとめ
ダーツはとにかく、再現力、安定が必要になってきます。
目的を持って、課題をひとつづつ潰していきましょう。
1、の項目で紹介した練習方法のほか、
・19と17のアウターシングルを交互に、集中的に練習する。
もおすすめです。
コツとしては、
・スタンスが崩れないように
つまり、体を安定させるのが上達の近道です。
(動画を撮るのも効果的)
それではまた次回
(もっと突き詰めた内容は、またそのうち書こうと思います)