「テイクバック時の自分の腕の動かし方」
皆さんはしっかり言葉で説明できますか?
何となく投げていたり、テイクバックで悩んでいる人、多いと思います。
僕もそうでした。
今回は、ダーツァーなら誰もがぶち当たる壁、
「テイクバック」の感覚を掴みやすくする為に僕がしていた練習法をご紹介します。
仰向けになって素振りをする(グリップしながら)
これだけです(笑
「肘は掴んで固定して、肘から先の力を抜いて、重力にテイクバックしてもらいます」
実際に仰向けでやってみると、腕が気持ちよく「パタン」と倒れます。
倒れない人はどこかに力が入っているかもしれません。(リラックスする事を意識しましょう)
何度か繰り返したら、
この、腕が「スッ」と倒れる感覚を忘れないうちに、立って素振りを行います。
- 仰向けでテイクバック(力を抜く)
- 立って素振りをしてみる(または投げる)
何度か繰り返しましょう。
これを数日から1週間程続けます。するとテイクバックの感覚が掴めてきます。
腕が倒れる時に左右どっちかに動く人がもしかしたらいるかもしれません。
でもそれは、脱力した状態なので腕が抵抗の少ない(あくまでその時のグリップを含めた状態でのもの)ように倒れているからです。
言い方を変えると、「身体が動きたい軌道」です。このサインを無視すると、ミススローに繋がったり、再現性の高い動きを作り上げていく中で障害(イップスとか)が出てくるかもしれません。
もちろん万人に当てはまるとは言い難いですが、テイクバックを考えるにあたって一つの情報として取り入れてみてはいかがでしょうか?
以上です。
~余談~
腕がパタンと倒れたらその反動(適切な表現ではないかもしれませんが)でスローしてみると(そのまま腕を伸ばしてみると)
伸ばし始めの腕に少し遅れる形で手首から先が動きます。(手首をロックしていない場合)
これが…コッキングと呼ばれるものです。
(松元大奉プロが有名ですよね)
ではまた次回