投げ方・コツ

グリップがもたらす影響

2018年7月23日

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きっとこの記事を訪れた方は「グリップ」についての情報を集めているかと思います。

 

ぜひ、「グリップだけ」と視野を狭めずに読んで下さい

 

 

グリップの形は人それぞれだと思います。

それに正解はありません。

極論を言うと、どんな持ち方をしていても構わない訳です。

 

ですが、

 

グリップで何が変わるのか…。

具体的に考えた事はありますか?

 

 

 

グリップが比較的大きく影響する事は以下の項目でしょうか?

 

  1. 矢角
  2. 手放れ、フォロー・フィニッシュの形(楽な腕の振れ方

 

 

1.矢角

矢角は飛びに直結する要素ですね。

 

ですがそこまで気にする事ないかなぁと個人的には思います。

(グリップ含めてフォームがしっかり出来ていてちゃんと投げれている場合、基本的に矢角は最適化されているはずだからです)

 

 

たまに、いきなりここを弄って飛びの改善を図るor図らせようとする(ダーツが届かないときとか)人がいます。(たまーに)

 

矢角の前にまず他のポイントを見直した方がいいと思います。

 

手元だけで故意に矢角をつけて軽く飛んで行くようになっても、大抵の場合それは置きにいっているのと同じ様に感じます。

 

 

それに、グリップが変わってしまうし毎回その矢角を再現しないといけなくなります。

 

 

「矢角を変える=グリップの手の形そのものを変えてみる」ならいいと思いますが。

 

 

同じグリップで投げれば、矢角も毎回同じになります。なのでちゃんと投げれているのであれば矢の先端が90°上向いてるとか90°下向いてるとか極端で無い限りは知っていても気にする要素では無いと僕は思います。

 

 

2.手放れ、フォロー・フィニッシュの形(楽な腕の振れ方)

グリップの形を変えるとここがだいぶ変わってきますよね。

 

まず、あなたのフィニッシュの形は

・自然と出来上がったものでしょうか?それとも、

・誰かを参考に又は「フィニッシュはこういう形だよ」と教えられて意識的に作っている形でしょうか?

 

前者であり、違和感を感じていないのであれば問題ないと思います。

 

後者であり、しっくりきていないのであればそれは自分に合っていないのかもしれません。

 

ダーツは投げる競技です。投げる為に、

「スローラインに入って構えて、テイクバックして投げる」事を行なっています。

 

腕だけではなく、体全体が連動して動いているわけです。

 

つまり(今回はグリップだけを切り取って話し始めたつもりですが笑)、

 

 

「どこかを変えると他も変わる(可能性が大きい)」

 

 

こうなります。

 

イメージや理想と実際の体の動かし方が必ずしも一致するわけではありません。

グリップはこう持ってテイクバックはこうして〜、なんて全てを頭で作り上げてしまうのではなく、実際に投げながら、体と一緒に「自分の形」を作り上げていった方が良いと思います。

 

 

僕はこの考えに至るまでに数年もかかりました(笑)

 

 

何も考えずにボードに向かって投げてみて下さい。自分のイメージと身体の動き、一致しますか?

 

 

グリップの形が違うという事は、当然指離れの仕方も違います。腕の(指)どこに力が入っているかで「身体が動かしやすい」動き方が変わってきます。

 

これは指離れに限らず、テイクバックもです。

 

大差は感じないにせよ、持ち方一つで、楽に引ける距離(引き代)も変わります。そのはず。

(柔軟な人は筋が張る感覚などは起きないかもしれませんけど)

 

ですので、パーツごとに組み立て組み合わせていくのではなく、ここをこうしたらどう変わるだろう…。と変化を確認しながら作りあげていくべきだと僕は思っています。

 

それから手離れのやり方なんてのは基本的にありません。スローの一連の動きの中で自然と離れていくだけです。

強いて言うなら、「干渉しないように投げる」でしょうか。

 

それではまた次回。

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