きっとこの記事を訪れた方は「グリップ」
ぜひ、「グリップだけ」と視野を狭めずに読んで下さい
グリップの形は人それぞれだと思います。
それに正解はありません。
極論を言うと、どんな持ち方をしていても構わない訳です。
ですが、
グリップで何が変わるのか…。
具体的に考えた事はありますか?
グリップが比較的大きく影響する事は以下の項目でしょうか?
- 矢角
- 手放れ、フォロー・フィニッシュの形(楽な腕の振れ方)
1.矢角
矢角は飛びに直結する要素ですね。
ですがそこまで気にする事ないかなぁと個人的には思います。
(
たまに、いきなりここを弄って飛びの改善を図るor図らせようとする(ダーツが届かないときとか)人がいます。
矢角の前にまず他のポイントを見直した方がいいと思います。
手元だけで故意に矢角をつけて軽く飛んで行くようになっても、
それに、グリップが変わってしまうし毎回その矢角を再現しないといけなくなります。
「矢角を変える=グリップの手の形そのものを変えてみる」ならいいと思いますが。
同じグリップで投げれば、矢角も毎回同じになります。なのでちゃんと投げれているのであれば
2.手放れ、フォロー・フィニッシュの形(楽な腕の振れ方)
グリップの形を変えるとここがだいぶ変わってきますよね。
まず、あなたのフィニッシュの形は
・自然と出来上がったものでしょうか?それとも、
・誰かを参考に又は「フィニッシュはこういう形だよ」
前者であり、
後者であり、
ダーツは投げる競技です。投げる為に、
「スローラインに入って構えて、テイクバックして投げる」
腕だけではなく、体全体が連動して動いているわけです。
つまり(
「どこかを変えると他も変わる(可能性が大きい)」
こうなります。
イメージや理想と実際の体の動かし方が必ずしも一致するわけではありま
グリップはこう持ってテイクバックはこうして〜、
何も考えずにボードに向かって投げてみて下さい。
グリップの形が違うという事は、当然指離れの仕方も違います。
これは指離れに限らず、テイクバックもです。
大差は感じないにせよ、持ち方一つで、楽に引ける距離(引き代)
(柔軟な人は筋が張る感覚などは起きないかもしれませんけど)
ですので、パーツごとに組み立て組み合わせていくのではなく、
それから手離れのやり方なんてのは基本的にありません。スローの一連の動きの中で自然と離れていくだけです。
強いて言うなら、「干渉しないように投げる」でしょうか。
それではまた次回。